「速音読」が効果てきめんだった小4息子☆3か月後【ぐうたら夏休み編】ー小学生の音読



小4春から音読の宿題や家庭学習に「速音読」を取り入れ、
2ヶ月足らずでまるで大変身を遂げたかのようにキラキラしだした息子でしたが、

夏休みをぐうたら(?!)過ごした彼に、
また興味深い変化が見られました。




夏休みの宿題には音読がなかった。
さて、どうする?


そう多くもない宿題と一学期の通知表を持ち帰り、夏休みが始まりました。

去年もそうだったな…と思い出しながら、
学習面も含めた、"夏休みの過ごし方わが家ルール"を息子と確認。

息子の夏休みの宿題には、音読はありませんでした。

「速音読」の刺激で好調のいま、
セオリー通りなら、音読の習慣は続けるのが正解のはず。

教科書から音読の宿題が出されていなくても、
我が家にとってはバイブルのような存在の
国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル』を続けたらいいですよね。




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それはそうなのですが、
ふと。

音読の習慣をお休みしてみたら
どうなるのだろう?


という興味が湧いてきてしまい…

なんと、夏休み中、実験的に音読をお休みしてみることに!

「そんなことをしたら、せっかく身についた物が台無しでは?!」
とも一瞬は過ぎりましたが、

「速音読」を取り入れて約4ヶ月、それ以前も音読を欠かさず続けてきましたから
付け焼き刃な力ではないと信じたいことと、

どうすれば(=「速音読」をする)
どうなる(=「冴えてる」息子になる)
かは、実践によってわかっているので、

音読をお休みしてみる、なんていう実験ができたのかな。

もし後退したとしても、再開すれば、またそこから進んでいける!

それだけ「速音読」に手応えを感じています。

だから、ちょっと試してみました☆


音読をお休みしても変わらなかったことは


毎朝の音読の習慣をお休みしても、

本を読む速さは落ちませんでした。

学校の宿題のひとつが、何か1冊、本を読んで課題を作成するというもの。

夏休み中の書店の児童書コーナーでは、
青少年読書感想文全国コンクールの課題図書が平積みされているため、
息子もその中からこの1冊を手に取りました。



小学校高学年の部の課題図書の1冊、
『こんぴら狗(いぬ)』。

息子は4年生なので、中学年向けの課題図書にすればいいものを。
「コレがいい。」
と、ガンとして譲らず。

あとがきまで入れたら342ページ、高学年向けですから文字も大きくありません。





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買うだけ買って、やった気になったのか、
夏休みが半分過ぎても読み始めようとしないので

痺れを切らし、
「ちょっとぉ!そろそろ読み始めないと間に合わないんじゃないの?」
と強めに指摘しました。

そのときの息子の顔、
(ママは何を言っているんだろう?)

息子のその表情を、私は
「残り日数がどのくらいという感覚が、まだよくわかっていない」顔なのかと思ったのですが、

後日談で、
「十分間に合うけど??と思った」顔だったのだそうです。

息子はこの『こんぴら狗』を半分ずつ2日で読み終えました。

初日は私に檄を飛ばされた直後。

朝練に行き、午前中はプリントなどの宿題をし、
午後は習い事で3時間ほど外出、
合間にゲームをしていたのに、
帰宅後またゲーム機に手を伸ばしていたので、指摘されたのでした。

私がちょうど夕食の準備をしていた間ですから、
1時間〜1時間半程度。

リビングから、
「ママ〜、150ページまで読んだ〜!残りは明日でいい〜?」

!!!!!

思わず「本当にちゃんと読んだの? 1行飛ばしで読んだりしてない?」
と確認してしまいました。笑

翌日も同じような具合で、
散々遊んだあと、夕方にちょこっと読んで読了。


江戸時代を舞台にした物語のため、
登場人物のセリフなどの表現が時代なりで、
はじめのうちは「ちょっと読みにくいぃ~」とリビングから叫んでいましたが
そのうちシーーーン。

黙々と『こんぴら狗』の世界に入り込み、
あっという間に読み終えてしまいました。

ちなみに息子は本好きではありません。

本の虫だったら、どんなにいいだろう!と思いますが、
彼はゲームの虫…スポーツの虫…

それでも、この集中力とスピードで読めるのは、
音読を続けてきたからではないかと。

(彼の名誉のために書き添えますと、笑
学校の「朝読書」という取り組みなどで、
週に1冊程度は図書室の本を読んでいるようです。
また、熱中しているスポーツの専門誌は
隅から隅まで読み込んでいるので、
いわゆる本好きな子どものイメージとは異なりますが、
活字が苦手なわけではありません。)


夏休み、
この読書のスピード以外はずいぶん「ぐうたら」でしたが、 読む速さだけは速かった!

この先、いっさい速音読をしなくなってしまったらどうなるかはわかりませんが、
4ヶ月間「速音読」を続けて身につけた集中力と読む速さは
2ヶ月弱お休みした程度では衰えませんでした☆




音読をお休みしたら後退してしまったことは


音読の習慣を夏休みの間お休みしてみたら、
生活面は、あっという間に元の息子に戻ってしまいました。

同じ生活リズムでの比較ではないので、
どう解釈するか難しいところだと思いますが、

まず毎日決まった時間に登校する学校がないというだけで、
そりゃぁ、ダラけ気分になりますよね。

おまけに習い事も通常時期とは少し違うリズムになったり、
主人もお盆休みには家にいたり、旅行に出かけたり。

スポーツの朝練や土日の練習も、
連日、熱中症厳重警戒のアナウンスがある中でしたから、
細心の注意を払って行われるとはいえ、
消耗具合も相当なものでしたし。

それでも「午前中は学校の宿題!」という約束を軸に
お寝坊しすぎるとか、夜更かしが続く、ということのないようには過ごしました。

そういったことから、
ある程度、生活がダラけてしまうのは想定内で。

ダラけた中でも、
部分的に切り取って見たときには、
テキパキ動いているとか、切り替えは早いとか、
速音読をするようになってグンと伸びた部分は維持できるかな?と
期待を持って見守ってみたのですが。

読む速さの維持とは裏腹に、
「冴えてる」息子のほとんどは暑さに溶けてしまったのかな、笑

いとも簡単に、消えてどこかへ行ってしまいました。

グデ〜〜〜〜っと床に転がりながら
タブレット端末をいじっている息子の全身脱力した姿に
あのキラキラと冴えていた息子の面影はなく。笑

やっぱり速音読の効果が大きかったんだ!!
と、確かめることができました。

結論、継続は力なり。


やはり「継続は力なり」なのだな、ということと、
ほかに考えつくのが、
朝起きると登校までの時間に必ず速音読を行うという決まったリズムを崩したこと、

朝、音読をすることでスイッチが入る、そのスイッチONをしなかったこと、

音読をする際の親子のコミュニケーションタイムが無くなり、
励まされる効果、おだてられる効果、プラシーボ効果などが薄れたことです。

プラシーボ効果とは、良い思い込みが良い影響を及ぼすというもので、
病は気からの逆バージョンのようなものです。
効果のない薬を「よく効く」と信じ込ませて服用させると治ってしまうことがあるという、
実際にエビデンスもある心理的効果。

「速音読をすると、脳が活性化するんだよ!」
「頭の回転が速くなるんだって!」
「さすが!きっと速音読の効果だね!」

速音読をすると、こんなふうにいい効果があるらしいよという話を聞かされ、
実際に速音読をすると「いいね、いいね、速くなったね、頑張っているね」と
私に励まされ、おだてられ…まさに良い思い込みが良い影響を及ぼしている状態だったのだと。


我が家の場合は、速音読の取り組み方まるまるが息子にフィットしていたということだと思います。

速音読で鍛えられた読む速さ(処理スピード)は健在なので、
速音読すること自体にやはり効果があって
取り組むタイミングや声のかけ方との相乗効果で「冴えてる」息子が誕生したのではないかな。


夏休みも無事に終了、元気に新学期を迎えました。

さあ!速音読の朝習慣、再開しますよ!
「グダ~」息子から「冴えてる」息子に変身して欲しいから☆





「速音読」が効果てきめんだった小4息子☆3か月後【ぐうたら夏休み編】ー小学生の音読 「速音読」が効果てきめんだった小4息子☆3か月後【ぐうたら夏休み編】ー小学生の音読 Reviewed by sakurako31 on 9/03/2018 Rating: 5
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